小野歯科医院
タバコの影響は生まれる前から受けています!
喫煙と歯科口腔疾患の関連は数多くのデータが集められており、
さまざまな悪い影響があるとされています。

能動喫煙(タバコを吸う人)と歯科口腔疾患に因果関係があるもの
・歯周病(喫煙により悪化、治療も改善しにくい状況になる)
・口腔、咽頭ガン(術後の再発率も高くなる)
・う蝕(虫歯)(根の治療のリスクは禁煙9年後にやっと非喫煙者と同等になる)
・歯の喪失
・インプラント治療の失敗、インプラント周囲炎
ご自身がタバコを吸わなくても、受動喫煙によって因果関係が報告されているものに
「受動喫煙を受けた子供のう蝕」があります。
さらに、妊娠中の喫煙によって、赤ちゃんが唇裂口蓋裂になるリスクが上がるという
データが出ています。
両親が非喫煙者の子供に比べて、父親のみが喫煙する家庭の子供はう蝕が多く、
両親とも喫煙する家庭の子供はさらにう蝕が多かったというデータも出ています。
最近流行している新型タバコも、加熱式タバコと電子タバコそれぞれに発ガン、呼吸器や
心血管系の障害、胎児の発育や脳の発育への障害を引き起こす有害物質が含まれていることがわかっており、どのような種類のものでも、喫煙という行為事態にリスクがあります。
また、喫煙することで新型コロナ重症化を招き、ワクチンの効果も低下する
という報告もあります。
おしゃれやファッションで喫煙が身近なものとなっていますが、
歯科に関わる疾患以外にも、今一度ご自身や身の回りの方、赤ちゃんへの影響を
考えてみてはいかがでしょうか。
歯のクリーニングは定期的に受けましょう
最後に歯のクリーニングを受けたのはいつになりますか?
まずはお気軽にご相談ください。
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